会長挨拶
日本麻酔科学会第67回年次学術集会のWEB開催にあたり
会長 : 森﨑 浩
(慶應義塾大学医学部麻酔学 教授)
(慶應義塾大学医学部麻酔学 教授)
日本麻酔科学会第67回年次学術集会は、学術集会開催方針(第三報)にてお知らせ致しましたとおり、2020年7月1日~8月末日(予定)の2ヶ月間、WEBを通じた形式で開催させて頂くこととなりました。本学術集会に向けご準備頂いております国内外の講演者の皆様、ご支援を頂いております関連企業の皆様をはじめ、学術集会運営に携わって頂いている関係者の全ての皆様に改めて深く感謝申し上げます。学会員の皆様におかれては、まず自らの健康に十分留意した上で、それぞれの施設において医療者としての職責をしっかりと果たして頂くことが肝要と考えております。
日本麻酔科学会として初めての学術集会WEB開催は、第67回学術集会のテーマに掲げました『近未来社会における麻酔科学(Anesthesiology in Futuristic Society)』にある面で合致しています。今後も、感染症のみならず様々な天変地異が発生する可能性があり、そのような状況下においても、麻酔科学という学問を通じ自己研鑽する機会を失うことなく、互いに磨き合える学術集会のあり方を思考する良い機会になると考えているところです。
開催にあたっては、臨時開催しました学術集会実行委員会での協議結果を基に、収録等に関する制約、WEB配信上の安全性ならびに編集作業等も踏まえた内容と致しました。神戸開催とは異なり、自ら場所と時間を選択したうえで、繰り返し聴講することも可能です。本学術集会企画を通じ麻酔科医としての素養に更に磨きをかけて頂ければ幸いです。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。